6月定例議会開会

2021年6月17日

6月17日、6月定例議会が始まりました。今議会より私は2階の自民党控室にもどり、他の議員の方々と一緒です。以前はなかったコロナ感染予防のパーテーションで仕切られ、風景が一変しました。前の議員さんと話そうとしても聞きづらく、かといって大声も出せません。ワクチン接種はどんどん進み、17日現在で1回目を摂取した人が2000万人を超えました。早く日常を取り戻したいです。

 

さて、議会は開会の挨拶から始まり、知事の提案説明を受けました。国の基本的対処方針に基づく緊急事態措置を講じ、新型コロナウイルス感染症の第4波の克服に向けて、感染防止対策に取り組んでいます。大規模集団接種会場においてはキャンセル枠を看護学生や教員に摂取する、さらに7月3日から大規模接種会場をさらに4か所開設することになりました。

 

本県の財政運営は、2020年度一般会計の決算は、2019年度に引き続き、実質収支が確保できる見込みとなりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響が税収に現れるのは本年度であり、減債基金や財政調整基金を取り崩しを計上して収支不足に対応しました。まずは基金残高を回復するために「あいち行革プラン2020」に沿って、行財政改革に取り組んでいくと知事がおっしゃいました。

 

経済・産業の活性化を進め、地域の雇用を維持・拡大し、税収の確保につなげるため、今後も次世代自動車、航空宇宙、環境・新エネルギー、健康長寿、IT・ロボットなど、今後成長が見込まれる分野で高付加価値のモノづくりの維持・拡大を図り、世界の一歩先を行く「産業首都あいち」、さらには「国際イノベーション都市」の実現を目指してくと、これからの事業について説明がありました。

 

さて、今週になってコロナ対策に取り組んできた効果が表れ、沖縄県以外は20日の期限をもって緊急事態宣言を解除すると政府が表明しました。宣言からまん延防止等重点措置に移行します。期間は宣言を延長する沖縄も含め7月11日までです。そのため、始まったばかりの議会ですが、早速予算の見直しが必要となり、18日に総会が開かれます。内容も変化していくので忙しい議会になりそうです。